2018 Sound Festa Vol.11開催

 

今年もSound Festaの夏がやって来ました。

 

回を重ね、気がつけば今年で11回目。

 

 

一周してまた初心に帰ったつもりで精一杯やろう!

と心に決め、睡眠バッチリ、朝から気合十分の私なのでした。

 

今年愛知に移住したギターの馬渕氏も奥様とともに昨夜から東京入りしたそうです。

 

何せ奥様はジャズボーカリスト。今回はゲストとして一曲歌っていただきます。

ミックスボイスの素敵な歌声が楽しみです。

 

 

心配していた台風も駆け抜けてくれ、空は快晴!

まるでこの日を待っていてくれたような夏空です。

 8:30に到着すると早くも搬入班の生徒さんが入り口で待っていました。

 

会場は9時入りなのに相変わらずよく出来たスタッフの面々。

 

先日のミーティングでも活発な意見が飛び交い、ステージセッティングの書類も自主的に作成、調整するなど主体性を持って動いてくれます。

 

 

11回目のチームワーク、侮ることなかれ!!

 

今回は初出場の方も多く、グループ参加も4組。

この後、リハでのステージ上の「バミリ」(立ち位置を決めるテープ)はソロの方には中央に「ここに立つ」としっかり見えるように書き、グループにはテープを色分け、ナンバーをふるなど舞台裏のスタッフの動きはあまりにも俊敏で、プロなの!?と思えるほど目を見張る素晴らしさでした。

 

今年から参加の栗山くん。

 

私のライブではパーカッションが中心の彼ですが、今日は生徒さんの多様なジャンルに合わせ、ドラムセットの脇にはジャンベやボンゴ、その他小物などなどパーカッションをふんだに。。

 

なんて贅沢なセッティング。

 

その脇でボサノヴァカッティングができるなんて、、。

 

発表会というのになんだかとてもワクワクして来ました。

さて、これから声をウォーミングアップしてリハーサル。

 

欠席者ゼロ、みんな元気に集まりました。

が、なんだか結構緊張している様子です。

 

ストレッチしてこれから発声練習していきます。

29名の発声練習はけっこう壮観。

 

今日も「楽しく、正しく、美しく」なのだー!

リハーサルがなんと30分押しでお弁当を食べる暇があるのかとヒヤヒヤしながら楽屋へ。。と、そこには積まれたお弁当の脇にひっそりと空箱がひとつ・・。

まさか、バンドのメンバーの分を生徒さんが間違えて食べちゃった?

とてっきり思い、「誰ぇ〜?このお弁当食べたの!?」しばらくして栗山くん「あ、早弁したの僕です。お腹が減って我慢できなくて、、すみません。。」

一体リハ中のいつの間に食べたのか未だに謎。(笑)あの素晴らしいプレイとのギャップがたまらなくお茶目なヒトです。

 

さあ、会場にはたくさんのお客様にお越しいただきました。気分が高まります!

 

オープニングはテーマソングの「ひとつのNote」

ひとつのNote(音)を大切に奏でれば心通うよ、声をあの空の向こうへ。と、ボイトレの極意を込めた曲です。

 

 

 

 

今年は生徒さんのギター力の向上のおかげで今までのようにずーっとステージ上ではなく、数曲は客席に行ってライブを観る機会が出来ました。

 

「ノンフィクション」にしても「La vie en Rose」にしても、もちろん「Summer Samba」や「The Gift」ロックの「With or Without You」そして「湖畔の宿」も。。

本当に全ての曲がステキで、「カッコいいバンドだなぁ、ずーっと会場で観てたいな。」と思わずにはいられませんでした。

もちろん初出演の生徒さんもリハから堂々としていたので全く心配なく、ベテラン勢はもはや「緊張」より「楽しかった〜。」と言って舞台から帰ってくる余裕。。生徒さんのバックギター、コーラスというより、私自身も一緒に楽しめるようなレベル、素晴らしいです!

 

そして、打ち上げの栗山くん、「今日まで楽しくこのフェスタの練習をして来ました。この練習の日々がなくなることが寂しいです。」とのなんとも粋なコメント。こんなに音楽を愛し、真面目に向き合っているメンバーに囲まれ、本当に幸せな生徒さん達だな、と思います。

お忙しい中ご来場くださいましたお客様、本当にありがとうございました。

また来年、ステップアップしたメンバーに会いに来てください。最後に関係者の皆様に心から感謝いたします。

All photo by渡邊保彦&Miho aira Watanabe